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中国大使館提唱の交流イベント「中国フェス」で、100万円を寄付

日中の民間交流促進を目的にした「2016中国節(チャイナ・フェスティバル)」が29日、東京都港区の六本木ヒルズで始まった。中国大使館の提唱による大型の交流イベント開催は、日中関係の改善や中国の海外における「ソフトパワー」強化を期待する中国当局の意向が反映されているとみられる。

在日中国企業協会と全日本華僑華人連合会が主催。29日夕の開幕式で中国大使館の程永華大使は「今回のイベントが中日両国民の相互理解と友好的な感情を促進する懸け橋となり、中日関係の持続的な改善に貢献するよう期待している」とあいさつ。来賓として登壇した福田康夫元首相は「日本と中国のよい関係は世界にとって大事だ。ときどき小さいけんかはするが、仲の良い関係の方が長い。日中両国が力を合わせ、よい世界になるよう頑張りたい」と話した。

「中国節」は六本木ヒルズアリーナと大屋根プラザで31日まで開催。河南省少林寺の武術演武や貴州省の少数民族ファッションショー、空中ゴマの実演などのステージのほか、中華グルメを楽しめるブースもあり、日本黒龍江総商会は協賛として、100万円を寄付した。

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